転職エージェント利用者の離職率

 転職エージェントは転職の大きな力になってくれるサービスですが、デメリットもあります。転職エージェントは採用を決めた企業から成功報酬を受け取って利益を上げるシステムをとっているため、多少強引にでも転職を成立させようとします。転職エージェントに強引に勧められて入社したものの、もとから待遇や仕事に不満があり、結局また転職をすることになってしまったという事態も十分にありえます。

 

 どのようにサポートを行うかは転職エージェントでも千差万別です。よって、できるだけ転職の結果に対する満足度を高めてくれるような転職エージェントを選びたいものです。この転職エージェント選びのひとつも目安になるのが、その転職エージェントの利用者の離職率です。

 

 離職率を公表していない転職エージェントもありますが、公表しているところは自社を利用した人がおおむね転職に満足していると自負している会社です。離職率の低さが重要であることを理解している会社であるため、離職率を引き下げるべく何らかの努力をしているとも言えます。具体的には、人材と企業のマッチングの精度を上げる、強引に入社を勧めず、志望者の要望を事細かく聞く、といった姿勢です。

 

 最近は、就職祝い金というものを出すエージェントも出てきました。これは企業からの転職成功報酬の一部を祝い金名目で利用者に還元するものです。この祝い金が支給されるのはおおむね転職が成功してから半年後以降であるため、祝い金というよりも、転職の定着率を高めるためのサービスであるといえるでしょう。

 

このように、転職エージェント選びには離職率の低さ、定着率の高さはひとつの重要な目安になるのです。